トラきち
技術開発部
神戸大学工学部卒業後、松下電工株式会社(現パナソニック)に入社。画像処理を応用した製造工程の省人・自動化に従事。その後、技術企画部門にて技術戦略策定、海外研究所の設立・マネジメントに携わり、事業部門ではライティング事業の新事業開発と研究開発部門のマネジメント経験を積み、フジデノロに入社。
1. フジデノロに入社した理由について教えてください
仕事内容としては、技術開発部門での仕事に興味を持っていたので、フジデノロの2つのコア技術を磨いて、自社製品開発を行い、既に医療現場や食品加工分野で上市されていることを知り、更に技術を進化させ、新規商品・新規事業分野へ応用することに従事したいと思いました。また社長との面談において、会社の将来についての社長の想い、ビジョンを聞かせて頂き、共感できる部分があったのが決め手になりました。
2. これまでの仕事で最も印象に残っている「挑戦」は何ですか?
31歳の時にドイツにテクニカルリエゾンオフィス(技術情報収集・提携目的の事務所)を開設することになり、一人で全く見知らぬ土地で事務所のセットアップを始めた時は英語もままならない、ドイツ語も生活には必要という状況で、今から考えると無謀な挑戦でした。欧州各国の大学・研究所や学会などで情報収集し、数多くの技術導入を行い、製品化できたこと、また一旦外国から日本を見ることができたことは貴重な体験です。
3. フジデノロでの目標や夢があれば教えてください
フジデノロの取り組んでいる3つの事業の一つである「新製品開発事業」において、健康に、心豊かな人生をお手伝いできる「Wow!こんなの欲しかった!」と喜んでもらえるような製品を生み出したいと思っています。それには暮らしの中に溶け込むプロダクトデザインと、お客様の困りごとを解決するテクノロジーを駆使して「フジデノロらしい」製品をお届けすることが目標です。
4. フジデノロの社風について、中から見て「ここが変わればもっと良くなる!」と思うことがあれば教えてください
事業の性質から、事業部間の横横の連携が少し希薄に感じられます。もっと情報の共有や個人個人の強みを分かり合えたり、困りごとを相談できたりするような機会が増えるとパワーが集まり、更にチーム力で大きな仕事ができると思います。これまでコロナ禍でできなかった社員間のつながりのきっかけとなるイベントやコミュニケーションを増やす仕掛けが欲しいですね。