クラウド型PACS導入で、初期投資コストを抑える
PACS構築のための初期費用やハードウエア更新時の莫大なコストは医療施設の経営を圧迫する要因となっています。SonicDICOMクラウドは、クラウド上にPACSを構築し、施設内には画像を転送する無料のアプリケーションのみでの完全クラウド型PACSが実現できるため、PACS導入時のハードウエアコストや作業費等の人件費を大幅に削減することができ、かつPACS更新時の費用も従来の施設内サーバー型と比べると格段に軽減できます。
導入の背景
施設内にサーバー等のハードウエアを必要としない完全クラウド型PACSの構築が容易
クラウド上に専用PACSを構築するため、院内はクライアント端末での画像参照、訪問診療時にはタブレット端末からクラウドPACSにアクセスすることで、より効率的な診療体制が構築可能。また、インターネット環境下であれば施設内、施設外からセキュアに画像データの共有や公開を行うことが可能な製品です。
ソリューション詳細
病診連携や読影依頼、セカンドオピニオンへの画像データの公開などが、非常に簡便で低コストに実現することができる
ID/パスワードの権限付与により他施設間での画像Data共有、連携を容易に行う事が可能です。また一定期間の制限共有閲覧もできるため、専門医からの画像診断支援や患者様への画像の共有閲覧が可能となり、今後益々進んでいくであろう病診連携や患者様のPHR利用、セカンドオピニオンの活用に役立てる事ができます。
災害時のインフラ機能停止時や施設内サーバーダウン時でもタブレットPCやノートPCによる、クラウドPACSへのアクセスが可能
施設内のオンプレ型のPACSでは、災害時にサーバーの水没や電源供給停止により、画像参照ができなくなるリスクがありますが、クラウドPACSでの運用であれば、手持ちのタブレットPCやノートPCでのクラウドPACSへの接続、画像参照が容易です。また、災害時に他施設間での画像共有閲覧が簡単に出来ることで、診療支援や患者移送、転院時にも撮影画像の共有、公開が可能となります。
年々画像保管容量が膨らみ、サーバー機器更新時の莫大な費用を抑え、フラットな予算計画を組むことが可能
PACS導入時の初期費用はハードウエア、作業費用、接続費用など高額なコスト負担を強いられ、またハードウエアの特性から5~7年後には、機器の老朽化、サービス不可となりハードウエア一式の更新が必要となり、初期費用上のコスト負担が予想されます。クラウドPACSであれば余計なサーバー等のハードウエアの購入は不要となり、初期コストを抑えた上に、月々のクラウドPACS使用料が予算化でき、病院経営上のメリットも大きいです。