救急の場面でのリアルタイムな画像共有による業務改善
SonicDICOMのクラウドPACSの運用に変更することで、中小の病院から地域の中核となる大学病院への受け入れ前に準備を行うことができ、かつ手術への移行もスムーズになることから、手術成功率の向上にもつながります。
導入の背景
急変した患者の移送緊急手術のワークフロー改善
中小の病院で患者が急変し、地域の中核となる大学病院に運ばれ緊急手術となる場合があります。今までは画像データのやり取りは救急車で患者とともにCDーROMで運ばれていました。
患者を迎え入れる大学病院側は昼夜問わず、患者の容態確認や手術の詳細な計画など準備が的確に行うことが出来ず、医師が何名待機すればよいのかすらもわからない状況で受け入れを行うケースも多くありました。また、救急車が到着すると、様態が急変する患者が治療の受け入れを待つなか、医師は画像データを参照し手術の準備を行うという工程で、非常に手間と時間を浪費し、且つ肝心な患者の手術成功率の低下につながる運用となっていました。
ソリューション詳細
OPEの成功率向上、医師の働き改革に貢献
CD-ROMでの運用をSonicDICOMのクラウドPACSの運用に変更することで、依頼側の病院は画像データをアップロードすることで、受け入れ側の医師とリアルタイムで画像の共有が行えるようになります。受け入れ側の医師は何名の医師で手術を行うといった事前準備が移送前に可能となり、かつ手術への移行もスムーズに行えることから、医師の働き方改革のみならず、手術成功率の向上にもつながることになります。